西武池袋本店8Fにて80年代のサンリオキャラクターが大集合した「サンリオキャラクターズ ラブリーカフェ」を開催中♪懐かしの6キャラクターのオリジナルメニューを多数ご用意★ https://t.co/9ChYzicHYA pic.twitter.com/fTDKSlDDE6
— サンリオ (@sanrio_news) 2018年2月3日
西武池袋で80年代サンリオキャラクターをフィーチャーした「サンリオキャラクターズ ラブリーカフェ」が開かれていたので行ってきました。サンリオはかわいくていいので。
今回フィーチャーされていたのはタキシードサム、ゴロピカドン、チアリーチャム、ハンギョドン、ニャニィニュニェニョン、フレッシュパンチの6キャラクター。タキシードサムとハンギョドン以外はそんなに有名ではないかもですが、おばあちゃんの家で見たことあるという人は多いのではないでしょうか。知りませんが。
サンリオの80年代キャラクターたちは現代のような直截的なかわいさではなく、「あ、なんかいいな」というかわいさを湛えているように私は思います。言うなれば香気のような漂い、それはファンシーという言葉に集約されるのではないでしょうか。語義の取り違えはあるかもですが、淡い色彩でかわいいキャラたちにぴったりな言葉だと感じました。
内観はこのようになっています。天井吹き抜けのフードコート型、壁にはキャラクターの装飾があしらわれています。客層は若い女性がほとんどでしたが、カップルや家族連れも確認できました。たまたまかもですが店内に1982年にリリースされた山下久美子の『赤道小町ドキッ』が流れていました。BGMも80年代に寄せてくるとはさすがですね。
メニューはそれぞれのキャラクターをモチーフにしたものが用意されていました。
どれもとてもいい感じですね。キャラクターの要素を残しつつきちんとしたカフェメニューに仕上がっています。たまにキャラクターのピンだけ刺してコラボメニューとかやってるやつがありますが、そこはさすがサンリオ徹頭徹尾という印象です。
1人で来たので「タキシードサムのぶくぶく浸かりシチュー」(1,090円)と「フレッシュパンチなゼリー inクリームソーダ」(890円)を注文しました。こういうのって誰か友達と来れたらシェアできるのでいいですね。
メニューが来るのを待ちながら店内に飾られている絵を見ます。
タキシードサム、かわいいですね。昨年のキャラクター総選挙で15位に支持されるだけあります。
来ました来ました、やってきましたタキシードサム。けっこうドギツい青でした。シチューにぷかぷか浮いているように見えますね。セーラー帽はマッシュポテトとベーコンで作られています。
シチューに入っているピーマンが魚の形に切られていたりと細かい演出がニクいですね。こういうの見るとちょっとうれしくなります。
リボンが写ってないですがこちらはフレッシュパンチ。モチーフ云々よりこれはもうフレッシュパンチそのものですよね。キャラクター総体ではなくキャラクター自体を消費する。透き通った青色がとてもきれい。
よく描かれているちっちゃなロールケーキも添えられていました。これもうれしいですね。よく見るとピンの持ち手がキャンディとカップケーキなのもたまりません。サンリオはファンをとても大事にしていることが伝わってきます。
まあ食べるわけですがキャラクターをスプーンで掘っていくのは何だか忍びないですね。どんどん輪郭が崩れていきます。タキシードサムの目はチョコレート、くちばしはパプリカでした。もちろんおいしかったです。フレッシュパンチは甘めのクリームソーダでした。
メニューひとつごとに1枚、ポストカードがもらえます。ハンギョドンがずっと同じポーズでこっち見てるのは何なんだという感じですがとてもかわいい。かわいいのですが、大仰なものではなくお気に入りの小物を眺めてふふふとほほ笑むような柔らかな愛らしさがあります。パステルカラー、80年代。その時代に生まれてはいなかったのに懐かしさを感じるのはどうしてでしょうか。こういう感情を大事にしていきたいですね。
4/17(火)まで行われているようなので自分はまた他のメニューを食べに行ってみようと思います。
おわり