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次世代アイドル「・・・・・・・・・」の初観測ライブに行ってきた

 

今日は原宿で行われた「・・・・・・・・・」初観測ライブに行ってきた。「・・・・・・・・・」とはアイドルグループの名前である。

 

事の発端はTwitterのタイムラインにこんなものが流れてきたためだ。

 

 

ユニットの名前もない、なんて呼べばいいのかわからない。メンバーの顔も名前も明らかにされていない。実態が謎に包まれている、そんな次世代アイドルがいるんだという発見のと、アイドルという文脈でそういうことが許されるのだと驚いた。

 


「・・・・・・・・・」は顔と名前を最初期は隠し、一方で原宿・表参道・青山という「街」シューゲイザーや80年代アンダーグラウンドパンクといった「音楽」を前面に押し出している。メンバー個性やメンバーとの疑似恋愛関係を超えた、歴史の担い手としての普遍性を持ったアイドルの魅力を提示しし、カバー曲も「アイドルとは何か」を自己言及的に問うものを選曲している。

 

というコンセプトらしい。私はこのアイドルグループのことはまったく知らなかったし、アイドルは清竜人25以外全く明るくない。コンセプトは目を引くものだし、あらためて顔も名前も公開していないというのも興味深い。

 

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唯一確認できるのがこちらの写真。おそらくメンバーの顔を合成したものだろう。

 

場所はストロボカフェ原宿。竹下通りの細道から少し登ったところにある。初めてだとわかりにくいかもしれない。私は初めてだったので右も左もわからず、道中黒人の物売りに3回声をかけられた。

 

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会場に到着、既にたくさんの人が並んでいた。周りのアイドル談義に耳を傾けているうちに列が進む。そして受付へ。

入場料+1ドリンク代で合わせて1,000円を支払う。

 

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 入り口でこうした紙を渡される。特典会の内容が書かれている。

五感で楽しめる特典会らしい。字を間違えているが録音チェキというのは新しい試みだよなぁと思う。他のアイドルが既にやってるのかもしれないが私にとっては新鮮だ。あと嗅覚ってなんだ。

 

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当日のチケットパスとドリンク引き換え用のピックを渡された。かわいい。

 

入場するとステージ上に5着の白いドレスが飾られていた。Perfumeのライブのようにプロジェクションマッピングするのか? と思ったけどそういうことはなかった。

 

Perfume Live at SXSW | STORY (SXSW-MIX)

 

会場が暗転し、女の子たちが登場する。見た目のあどけなさ、振る舞いの初々しさ、まだ人目にさらされるのに慣れていないのだな、というのが感覚でわかった。ただメンバー全員が目隠しをしていたのが異様な光景だった。

 

1曲目が始まる。曲名を告げることもなく。音楽はシャウト系?ジャンルはわからないがなかなかよい。音楽はあんまり覚えていない。

 

曲が終わると舞台袖から3人出てきた。全部で6人組かと思ってたので何が起こったのかわからず思わず笑ってしまった。ドレスは6着なのに。ステージの広さのキャパもあるのだろうがあまりにも突然だった。「・・・・・・・・・」は「・」が9個あるので、それになぞらえてメンバーも9人なんだなとここで気づく。

 

そのあとはメンバーのトークが始まった。通常こういうのってメンバーの自己紹介から展開されるのだが、彼女たちには名前がないのでごくさっぱりとしていた。自分の好きなものの紹介をしていた気がする。アボカドが好きっていうメンバーと、マッチョになりたいメンバーと、ほっぺたが好きなメンバーがいた。

 

この後のことは詳しく記憶してないので順序等が食い違うかもしれない。

 

自己紹介のあともう1曲やってメンバーのトークに入った。話題はYahoo!知恵袋のおもしろい質問」。この時点で????である。なんの脈絡もない。

内容は「アンパンマンの顔を勝手に食べたら捕まるか」、「ぐちゃぐちゃになったカップ麺どう食べるか」というものだった。前者は、アンパンマンは人か、物(アンパン)かという宗教戦争みたいな話になったが、会場のオーディエンスの声を聞いて「人ではない」ということに落ち着いた(なんなんだ)。後者はラーメン好きらしいメンバーが「ぐちゃぐちゃにしてご飯にかけて食べる」というわけわかんない回答をして自己解決していた。

 

途中なんかあったのかもしれないが忘れた。それだけ最後の演目が衝撃的だったからだ。

 

最後はメンバー9人が揃ってステージに立った。メンバーそれぞれの手に何かの本がある。表紙が赤かったり薄黄色だったりしたので岩波文庫とか一般文庫だろうなと思う。本はバラバラだったので特に意味合いがあるわけではなさそうだ。

曲が始まって、メンバーが本の朗読を始める。1列目、2列目、3列目と順番に。最後の列が朗読を始めた。

 

そして……!!

 

メンバーがメチャクチャに奇声を上げ始めた。

 

なんで?????

 

また何が起こったのかわからなかった。目の前で繰り広げられる異常な光景に思わず笑ってしまう。周りの客の反応をうかがうとやっぱり笑っていた。人はわけがわからなくてどうしていいかわからないとき笑う。

 

そして読んでた本をビリビリに引き裂き始めた。

 

嫌になったのかなって思った、思ってたら次は突然床にぶっ倒れた。

倒れたままでみんなうごめき始めた 。

 

いつまでやんのかなと思ったら順にメンバーが着ていた白い服を脱いで退場していく。1人、また1人とどこかへステージから消えていく。最後の1人がいなくなった。これから何が起こるんだ……!? と思ってたら舞台袖からメンバー全員の「ありがとうございました!!」の声。ライブが終わってしまった。

 

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ステージ上はこの有様である。ステージをぐちゃぐちゃにして終わった。展開の性急さに面食らって放心しているとスタッフから特典会の案内がなされた。

 

通常のチェキ会と五感を感じるチェキ会があるという。唐突すぎるがせっかくなので五感を感じる方にした。

 

運営はこんなにたくさん来るとは思ってなかったらしく、チェキを100枚しか用意してなかったらしい。第1部のチェキ会はすぐ売り切れたようだ。

 

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けっこう並ぶ。会場の客はボロクソに文句を言っていたがなんだかんだみんな並ぶらしい。

 

みんなチェキを撮る。名前がないのでチェキ指名の際、奥から2番目とかの呼び方になっていたのがシュールだった。タイの風俗みたいだ。

 

撮った撮った私も撮った。やっぱり近くで見るとかわいい。

 

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かわいい〜〜

 

こちらの特典会は制限時間がなく、ハガシ(制限時間を超過したファンとアイドルを引き離す人)もいなかったため比較的ゆっくり話すことができた。

 

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こちらの女の子は現在高1で15歳、派手な服が好きらしい。目隠し外さないの、名前明かさないの、という質問をしたがどうやらまだ明かさないようだ。曲名について聞いてみた。

いいなと思った1曲目の名前は「サテライト」、3曲目は「東京マヌカンという名前らしい。言っていいのかわからないが言われたら消すまでのこと。

 

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お話もそこそこに、特典会は終わった。

すごくハキハキとしゃべってくれるのでうれしい。最後にタブレットのお菓子をくれた。カルピス味。

 

関係ないけど会場には電撃ネットワークの人がいた。すごい。

 

来年2月に大阪でのライブが決まっているのだそうだ。こりゃ行かなくては。

 

 

今回のライブではHeartsyncというアプリをダウンロードしておくよう触れ込みがあった。

 

HeartSync

HeartSync

  • daichi namikawa
  • エンターテインメント
  • 無料

 

このアプリは、ステージ上のアイドルの心拍と連動してスマホが震えるというもので、アイドルとオーディエンスの距離を縮めるのに役立っている。

 

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見た目はこんな感じ。こういうのがあるの初めて知ったのでもっといろんなとこに応用してほしい。

 

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会場ではハート型の心拍メーターが順に回された。誰も受け取ってくれなかったのでずっと持ってた。

 

全体を見ると、運営やパフォーマンスなどまだまだ至らない点は多いが、この成長途中を見守るのもアイドルの楽しみ方であるのだろう。匿名性を背負うのならとりあえずはコンセプト倒れしないようがんばっていただきたいところだ。ともあれすごいカオスを見たのでこれからも期待している。

 

HPはこちら。

http://dots.tokyo/

ドットをクリックするとメンバーのプロフィールが出るが誰のかわからないので紐づけることができない。