読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

たべよう腐りメシ

f:id:jpmpmpw:20170203225203j:plain

冷蔵庫や食品棚には必ず賞味期限が過ぎたものがうじゃうじゃあります。腐っていようがいまいが、それらは死に体のままずっと放置され、だいたい食べられずに捨てられます。もったいない。

 

消費期限というガチのデッドラインが設定されているものならまだしも、賞味期限が切れたことぐらいどうってことないのでは?

賞味期限は「おいしくいただける期限」だと自分は勝手に思っているので、ただおいしくなくなるだけのことなのではないでしょうか。おいしくなくても胃にストンと落ちれば体はそこから栄養を吸収しようとしますし、おなかに入ればみんな一緒です。ふざけやがって。

 

だから賞味期限が過ぎた食材を集めて料理を作ります。食材の供養もでき、整理もでき、そしておなかが膨らむとはなんと合理的でしょう。題して「腐りメシ」です。もちろん腐ってはないですが、食材としては終わっているからです。くたばり損ないが

 

f:id:jpmpmpw:20170201174241j:image

手始めに冷蔵庫の中を探すと、業務スーパーで買った板こんにゃくが出てきました。たしか1枚30円くらいで、安さに惹かれて買ったものの、どう料理していいかわからず持て余し、上の棚に放置していました。

 

f:id:jpmpmpw:20170201174302j:image

賞味期限 16.05.05

半年以上過ぎてますね。なんとなく周りの水が変色しているような気がします。

 

f:id:jpmpmpw:20170201174313j:image

開けるとこんな感じです。時間が経ちすぎて外袋のラインが入って変形していること以外変わったところはありません。黒のツブツブがこんにゃく芋由来なことはわかってはいますがなんだが黒カビが一面に生えたような、そんな気がしますね。

 

f:id:jpmpmpw:20170201174330j:image

こんにゃくをどうすればいいかわからなかったのでとりあえずちぎって鍋に入れます。何かの汁物を作ることに決めました。出汁が出るように干しシイタケを追加しました。この干しシイタケは、大学入学のため京都に越してきたときに親に持たされたものなので4年前のものです。乾物っていやに長く持ちますね。

 

f:id:jpmpmpw:20170201174341j:image

他に何かないかと探したらとろろ昆布が出てきました。くっしゃくしゃになってカッチカチになっています。小学校の流し台の下に放置されている雑巾を彷彿とさせます。

 

f:id:jpmpmpw:20170201174354j:image

賞味期限 15.1.18

もう2年過ぎていますね。賞味期限が過ぎたら溶けてなくなってくれたらいいのに。

 

f:id:jpmpmpw:20170201174420j:image

鍋に入れます。ゴミが浮いてるように見えます。

 

f:id:jpmpmpw:20170201174525j:image

福井に治験に行ったとき買った納豆昆布が出てきました。ほとんど使っていません。安価で福井っぽいものと思い、300円くらいの昆布を購入した思い出があります。たぶん特別好きでもないのに買うからこんなことになるんだと思います。

 

f:id:jpmpmpw:20170201174501j:image

賞味期限 2016年7月12日

 半年くらい過ぎています。たしか粘りがあるから納豆昆布と呼ばれているんだった気がします。賞味期限がとうに過ぎた今粘ってくれてもなんだかイヤです。

 

f:id:jpmpmpw:20170201174730j:image

納豆昆布を鍋にぶち込み、次は乾燥わかめを入れます。海草ばっかりです。海草は賞味期限が過ぎてもほったらかしにされる傾向があります。

 

f:id:jpmpmpw:20170201174618j:image

賞味期限 15.2.5

約2年くらい過ぎています。みんな賞味期限が過ぎて死にます。そういえばこういう海草系のやつは使い切った試しがないです。

 

f:id:jpmpmpw:20170201174705j:image

こんにゃく、干しシイタケ、とろろ昆布、納豆昆布、わかめ、全部入れたらこんな感じになりました。 最悪な水たまりみたい。この間にご飯を炊いておきます。

 

f:id:jpmpmpw:20170201174828j:image

中火でコトコト煮ると変な白いのが出てきました。たぶん海草はうま味がものすごいのでグルタミン酸とかドバドバ出てるんだと思います。食指が動かないのが不思議です。

 

 f:id:jpmpmpw:20170206230204j:image

なんかいい感じになってきました。ちょっとだけきれいじゃないですか?

 

f:id:jpmpmpw:20170201174933j:image

沸騰して泡が沸いてきました。泡立つとキモくなります。いい出汁が出ているのは間違いありません。

 

f:id:jpmpmpw:20170201174959j:image

そこに親が毎回送ってきて余りまくるうどん出汁の素を投入し、味を調えて完成です。後ろの芽が生えた芋たちは自分の趣味です。

 

f:id:jpmpmpw:20170201175044j:image

炊いといたごはんと汁と食品棚の奥から出てきたサバの水煮で夕飯を取ります。ビジュアルは藻が湧いてきた汚水です。

汁はなぜか不思議に甘く、とろろ昆布のヌメヌメ感、納豆昆布の喉につっかかるぬめりで、まるで汚水を飲んでいるかのようでした。こんにゃくの味は通常と変わらず。干しシイタケも普通です。

 

f:id:jpmpmpw:20170201175027j:image

サバの水煮は3年前にパッケージがかわいいからという理由で雑貨屋で購入したものです。3年も経てばだんだんと乳化してくるんですね。不思議なトロみがありました。

 

賞味期限が過ぎたからといって特別味に変化はないようです。食べておなかを壊すこともありませんでした。大量の昆布をとったためか、なんとなくお肌の調子が良くなった気がします。意外と賞味期限切れのものは食べられます。死なないから大丈夫です。

 

最近は実家から届いたじゃがいもを丸のまま茹でて食べ、生茹でのままかじったほうが満腹感が出るな、これ書いたらはてブでウケるかなという限界の状態まで来ていました。貧すれば鈍するとは言いえて妙です。

 

これからも「腐りメシ」と題して賞味期限切れの食べ物で料理をする活動は続けていこうと思います。

 

f:id:jpmpmpw:20170206225151j:image

画像は私のコレクション、芽が生えた芋です。きれ~~~い

 

 

 

おわり