24歳になった

2月17日で24歳になった。

 

社会人2年目になり、自分なりにがんばっている。なんとなくどう振る舞えばいいかわかってきた。それなりに順応して、大学のときに頭に思い浮かべていた社会の陰鬱なイメージとはけっこうかけ離れていることに気づく。マンガで読んでいたような紋切り型の仕事ではないし、会社での付き合いも冷淡ではなくきちんと血の通ったコミュニケーションができている(気がする)。こうして社会に出る前は何かの本で「社会の歯車になりたくない」的な表現を見つけて、それにぼんやりと賛同しつつ「社会の歯車ってイヤですね、俺は人間だぞ」と思っていたが社会に出る以上歯車だし別にそこに不満はない。歯車という自覚はないしきちんと人間的にフレッシュに仕事をしている。社会はみんなの相互連携で回っている。前提で人間だ。

 

自分は仕事をしてみて意外と他人のために何かをすることが好きだし、それで人に喜んでもらえるとすごく嬉しいということに気づいた。けっこう面倒見はいいほうだと思う。わりと情緒とか情が自分のなかにあったのできちんと育んでいきたい。でも情があると仕事で何かを決めるときにちょっと邪魔だなと思うこともあるので、ある程度の合理さを意識しつつ適切に運用したい。文化的に感動したり誰かとコミュニケーションする感情とかは別に持ち合わせていたい。

 

大学のときは全員死になさいと思っていたが今は街なかの人混みを歩くときや自転車に乗って通勤するときしか思わなくなったのでマイルドになった。だが別に死んでほしい人間はいない。みんなありがとうという気持ちで生きていきたい。自分も歩み寄るが、自分に歩み寄ってきてくれた人たちは幸せになってほしいですね。だが何か自分に向けて筋が通らないことをされたら飲み込まずきっちり言い返すなりやり返すなりしている。それも感情なのでそれをやってしまう自分はまだまだ甘いと感じるが、それをしないと自分が大切にしている何かがなくなってしまう気がする。

 

これから何か楽しみを増やしたい。半年前に友達と初めてバーレスク東京に行って、めちゃくちゃきれいな人たちのショーを見てすごく感動した。何というか日常では味わえない体全体を揺さぶる刺激があった。ひとりじゃ絶対行かないところだし、世の中にこんなにかわいい人たちがいるのかと驚いた。バーレスク東京にはまた行きたいが、それと同じようにまったく自分が知らない分野でのインプットを増やしていきたい。今は生活にあまり変化がないので彼女ができたり結婚したら自分と生活が一気に変わるのではと思っている。結婚は二の次として子どもを育ててみたい。何もかも変わるだろうな。

 

あとサンリオが好きなので、サンリオについての記事をもっと書いていきたい。今日もピューロランドに行ったが最高だった。なぜサンリオが好きなのかと考えたが、やはりかわいいからということと自分の情緒的部分に強く訴えかけてくるからなのだな。そしてうまく言えないがサンリオキャラクターには脱人間的要素がある気がする。粘ついた情感はなくて「みんななかよく」で単純だし清潔で、自分にとってとてつもなく正しい。普段の振る舞いにも影響を与えた気がする。しかし、サンリオが自分が好きなもの(気持ち悪いものやグロテスクなもの)に対してのカウンターで、その手慰みとしてサンリオを消費してるんだとしたらイヤだな。好きなものはそれぞれ独立していて、どちらかがバランスを取ろうと迎合している状況はよくない。自分でもよくわからないが。あまり好きなものについて言語化すると陳腐になってしまうので言葉を尽くすよりも自分の中に秘めてずっと「いいよね〜」と言っていたい。

 

干支が2周した。24歳になったががんばっていきたい。記事もがんばって書く。

 

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ほしいものリストを公開させてもらった(ほしいから)

結局誕生日プレゼント自分で何も買ってないな。一生懸命考えたら死にまつわる本が多くなった。今のところはドライフルーツメーカーと水筒がほしい。あと本。いただいたら大切にしますのでよろしくおねがいします。

 

おわり