書評

日本文化私観 書評レポート

この本は(というよりエッセイは)文筆家、坂口安吾による日本文化批評である。かなり乱暴な表現も多いが、彼なりの日本文化論が展開されており楽しみながら読んだ。そういえばこの本は青空文庫でも読むことができる。青空文庫とはネット上に著作権の切れた…

書評レポート「キャラクターとは何か

この本は、「文化としてのキャラクタービジネス」を論じたものであり、よくありがちな「キャラクター文化論」やどんなキャラクターが売れるのかといった「キャラクターに関するビジネス論」ではない。著者が、このキャラクターがすごいんだ、などと口角泡を…

『カルチュラル・スタディーズ入門』書評レポート

私は以前にこの本を読んだことがあるのだがところどころ読み飛ばしていた部分があったのか、今回読み直すことで新たな発見やハッとすることがありとてもいい刺激を受けた。読後の感想はというと、やはり「文化」は多種多様に横溢して散乱し、これが「文化」…