映画村に行ってきたよ
だんだん暑さが増してきたこの頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
自分はといえば、読売新聞の販促チラシについてくるメラミンスポンジをたくさん集めて喜んでいるようなクソみたいな毎日です。(ゴミ箱も漁って6個集めました)
今日は東映太秦映画村に行ってきました。
それは自分が敬愛してやまないきりみちゃんたちのショーがあったからです。
きりみちゃんのショーがなければ一生映画村には行くことはなかったでしょう。
この愛くるしいキャラクターがKIRIMIちゃんです。
手前がきりみちゃん、真ん中がサメせんぱい、一番奥がさばくんです。
KIRIMIちゃんときりみちゃんの違いはKIRIMIちゃんが切り身界の切り身たちの総称できりみちゃんが鮭のきりみちゃんの呼称であることです。
わくわくして今日は早起きをしました。
5時に起きたのですがかなり時間をもてあましたのでもっかい寝たら早起きした後の二度寝はメチャクチャ気持ちいいことに気づきました。
ショーは12時からだったので1時間前くらいに到着し、会場をうろつくことにしました。
かわいい。
顔出しパネル的な感じでしたが自分はきりみちゃんへの同一化願望はないので控えておきました。
近くにはぐでたまのパネルもあり、まさに両雄並び立つといったものでしょう。
独特のゆるさがありますね。
きりみちゃんもこういった顔出さないパネルにしたらよかったのにと思いました。
だってぶりくんとかまぼこちゃんの顔、穴があいてますから。
ちなみに映画村の1日村長を決めるといった催しがあったのですが、見事1日村長と相成ったのはきりみちゃんではなくぐでたまでした。
どうやらみんな目が腐っているようでした。
12時になり、ショーが始まりました。
会場にはやはり家族連れや女性が多く、男性の自分はアウェーでした。
まずは1日村長になったぐでたまが登場しました。
すごく気だるそうでしたがトークはキレキレでした。
観客のコールに対するレスポンスや間の取り方が絶妙で、こりゃ村長だわと思わされました。
特に印象に残ったのは、アシスタントのお姉さんがぐでたまへの質問タイムを大人の事情で締め切りまーす、といったときにぐでたまが、
「大人の事情って子供っぽい理由なんだわー」
とメチャクチャキレキレな合いの手をいれたときで、やっぱぐでたますげぇわと思いました。
ぐでたまはぐでたま哲学という本を出版いることもあり、フィロソファーの片鱗を垣間見ることができました。
台車で押されて退場していきました。
そしてきりみちゃんたちの登場です。
かわいい。
まずなるとちゃんの声がすごくかわいかったのとサメせんぱいの頭に乗っているサーモンハートもしゃべったことが驚きでした。
サーモンハートって名称があったことも今まで知りませんでした。
きりみちゃんが私たち3切れは、って自己紹介してたのが徹底してていいなぁと思いました。
いの一番にマジカルKIRIMI!が流れてもう会場のボルテージはMAXです。
マジカルKIRIMI!が終わるときりみちゃんたち3切れがお互いのダンスを褒めあいます。
まずさばくんがダンスのきりみちゃん油のってるね〜と褒めます。
そうするときりみちゃんがどっちの意味で?、とさばくんに問い返すのですがさばくんはお構いなしに油のってるのってると褒めまくります。
そしたらきりみちゃんが私太っちゃったかなぁ、と会場の体重計に乗り自身の体重を計ります。
結果はこってり、きりみちゃんはすごく落ち込みます。
落ち込んだきりみちゃんを励ますためにサメせんぱいがみんなでダンスでエクササイズしようぜと呼びかけます。(鮭なのでエクシャケイズです)
会場のみんなにもエクササイズ(エクシャケイズ)のやり方を指南したのち、
きりみちゃんオンステージです。
もう天女の舞かなと思えるくらいよかったです。
音楽もあれ?天上の調べかな?と勘違いしてしまうほどで、きりみちゃん、さばくん、サメせんぱいの三位一体の歌声の波状攻撃は尊すぎて耳がもげるかと思いました。
本邦初公開の新曲はメチャよかったです。
ジムで筋トレするときエンドレスリピートしたいなと思います。
そうしてエクシャケイズを終えたきりみちゃんが再び体重計に乗り、たべごろ、という評価が下されダイエット成功ということで大団円です。
体重を気にする、というのはいかにも女の子らしいですが実はきりみちゃんには性別がありません。
性別は「きりみ」です。
前テレビで女の子と紹介されたあと自身のツイッターで私はきりみ、きりみなのとやんわりと訂正していました。
しかし切り身界には「男の子なのにかわいい」ぶりくんがいたりしてジェンダー的にはわりと曖昧です。
とにかくショーは最高でした。
ショーの終わりに舞台袖からぐでたまが台車で登場し、きりみちゃんたちと合流しました。
三重奏が四重奏になり厚みが増しました。
始まりあるものいつかは終わるということでショーは終演です。
最後までホントにかわいいです。
小さな手をちょこちょこと動かし一生懸命手を振っていたのがとてつもなく愛くるしかったです。
生きる活力をもらいました。
きりみちゃんにはサンリオキャラクター総選挙で見事返り咲いてくれることを切に願います。
サメせんぱいは今回が初出演初舞台ということでしたがそれを感じさせぬ見事な演技でした。
今後も注目です。
会場を出てピューロランドのチラシをもらったのですが、シナモンとポムポムプリンびいきがすごすぎてきりみちゃんが地獄みたいな鍋に入れ煮られるという悪夢のような様相を呈していました。
もっときりみちゃんの待遇改善がなされるべきではないでしょうか。
さすがにショーだけみて帰るのもアレなので映画村を探索しました。
鉄のマジの手裏剣を投げて的に当てるというアトラクションがあって、全然当たらずやっと1つだけ当たって景品を受け取ったかと思えば景品はまさかの忍者と程遠いハリセンでした。
こんないらないうえにかさばるものを寄越すなんて1人で来た人間への嫌がらせでしかないです。
今日は映画村でコスプレイベントが催されてたようで、あちこちにレイヤーがウジャウジャいました。
さすがに子供がたくさん遊んでいるとこに押し入り写真撮影するのはどうかと思いましたがレイヤーはレイヤーで暑いのにがんばっていました。
文化と文化の結節点として映画村が機能しており、新しい波を感じました。
ただ道を塞いで写真撮影するのは邪魔でしかないのでやめてほしいです。
他にはカップルに写真を撮るのを頼まれたりして、あっ、自分はまだこの人は大丈夫だと外見や振る舞いから総合判断を下して写真撮影をお願いできるレベルの人間だったんだと安堵しました。
大学で声かけられることは皆無なのでもしかしたら俺は透明なんじゃないかと思っていましたが透明じゃなかったのでよかったです。
今日は非常に充実した1日でした。
そういえば私事ですが、贅沢の概念がよくわからなくなったのでカロリーメイトを100個買いました。
このことを母親に報告したらノイローゼを疑われました。
明日からカロリーメイトばっか食べて生きていきたいです。
ではまた。