風邪を引いた状態で「帰ってきたヒトラー」を観た

今日はお昼まで寝て、起きて、また寝て、友達の分も洗濯をして、友達の服長袖が多いなぁ、そういえば寒くなってけど俺半袖しか持ってねぇやと明日着る服の検討をつけて布団に潜り込んだとき、このまま1日を無駄にしていいのか?と内なる自分の声に電撃を受けて1日の元を取るため映画を観に行きました。

 

友達の家を出て、思いのほか肌寒かったので咳き込んで、いつもの咳と何かが違うなと不思議になります。いつもは咳をしても喉の奥で引っかかるような感じで安定するのに今日の咳はどこか遠くに向かって断続的に吐き出されるロックバスターのようにプリプリ出ました。止まらない空咳。

 

でも映画を観に行きました。

 

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映画『帰ってきたヒトラー』公式サイト

 

観た映画は帰ってきたヒトラーナチスの総統として名を馳せたヒトラーが現代のドイツに蘇るという物語です。

 

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これはネタバレですがタイトルにいる犬は死にます。撃たれて死にます。犬派の人は観るのをやめてください。

 

舞台は現代のドイツ、端的に述べるとヒトラーが過去からタイムスリップしてきます。そしてなんやかんやあってテレビに出て国民にプロパガンダ攻撃をします。喰らえ〜〜〜〜!!

 

国民はウットリ。ヒトラーは大人気です。国民はテレビに出てるヒトラーをモノマネ芸人だと思ってますが、実際はマジヒトラーです。他人の空似ではない。

 

そのヒトラーが本を書いたり映画に出たりします。

映画の中で描かれるヒトラーは妙に熱く、高校の教科書に書いてあるような、悪鬼羅刹の所業を尽くした人物ではなく、途中から国民のためを思って尽力した偉大な人物のように思えてきました。これもプロパガンダだったら恐ろしい。ヒトラーユーゲントの一員になってしまった。

映画の最後の方でヒトラーが高層ビルの屋上で銃を突きつけられるシーンがあるんですが、「ヒトラー死なないでくれ」って思いましたからねマジで。なぜか応援してしまっている自分がいました。

 

映画のスタンスとしてはヒトラーを否定も肯定もしていません。この映画の1番の見所は、ヒトラー

 

ゴホッゴホッゴホッエヘッ!!!

 

コンコンコンコンコンコンコンコン

 

ゼイゼイ!!ゼイゼイ!!

 

 

 

 

 

 

 

咳が……………………………………