2016-01-01から1年間の記事一覧

書きかけ小説

目の前で人間がホームに飛び降りた。顔はよく見えなかった。神妙な面持ちだったのかもしれない。もしかしたらウキウキしてたのかな。アラベスクに似た形でそいつはゆっくり倒れこんだ。けたたましい音、 向こう側からやってきたパステルカラーでラッピングさ…

エリーちゃん

人形っておもしろいですよね。無機質なのになんかニンゲン的な体温があるじゃないですか。体温といっても温かいとか冷たいとかそういうわけじゃなくてそれを見てほっこりしたりヒヤッとしたりっていう抽象的な温度ですが。人であって人ならざるというか、ま…

ループタイ付けた大学生を殺したい

ループタイを付けてる大学生殺したくないですか?事の発端は学校でループタイを付けたクソ大学生とすれ違ったときそのクソが付けてたループタイの先端?あの牛の尻尾みたいな部分がサワサワッと私の手の甲を撫ぜたからなんですよね。その瞬間面識もないそい…

想い

LOVE

きりみちゃんに会いに築地市場まつりに行ってきた

内容はタイトルそのまんまです。きりみちゃんに会いに行きました。きりみちゃんとは鮭の切り身をモチーフとしたサンリオのキャラクターです。 かわいい モチーフが魚の切り身、最初から死んでて血生臭さすら感じさせるのにかわいいキャラクターとして売って…

かわいいトラック

先日実家から弟が京都に来てたので案内をしていました。私の部屋で過ごしていたのですが突然申し訳なさそうにここらへんでどこか近くにトイレある?って聞くんです。あるけどどうしてって尋ねるとちょっと下痢気味だからって申し訳なさそうに目を伏せました…

青春キラキラ号

夜行バスはそう夜行バスと呼ぶのがおそらく適切で、高速バスや深夜バスなどと呼ぶのは間違っていると私は思う。高速バスと呼ぶほどバスは早くはないし、深夜バスって言われてもカッコつけてんなよタンカスと思う。だから夜に行く夜行バスという呼び名がふさ…

異形

ペポーイ。

さわやかな朝だよ

素敵だねって君は笑う。窓から差し込むやわらかな朝日が君の銀歯を鈍く光らせる。春の湖面に反射する太陽のようなうららかな銀歯の光が寝ぼけた僕の頭を揺らす。本当に素敵だ、と僕も笑う。ねばついた歯列矯正装置が独特の香気を放つ。そうして僕らはカチャ…

部屋の外へ

最近俺はがんばっている。見た目からはそうは見えないかもしれないががんばっているのだ。がんばっていると血が出る。体の末端から血が出る、血が出るから自分ががんばっていることがわかる。この文章を打ち込んでいる最中も親指の先から血が滲んでいる。ス…

だいすき!チェーンソー!!

いきなりおっぱじめてすみません。興奮しちゃいました。チェーンソーってメチャクチャかっこよくないですか?いや誰がなんと言おうとチェーンソーは超かっこいいし強力無比です。私はチェーンソーが好きです。それもどうしようもなく。どこがいい、というと…

死ね!目のちっちゃいブス!

目のちっちゃいブスは言うんだあたしは親がきらいだ、憎んでいるだから1000万貯めて親に渡して縁を切ると目のちっちゃいブスは言うんだ信じられるのは自分だけだと他人に構っているひまはないと目のちっちゃいブスが言うんだ高校の修学旅行のときのことをブ…

日本文化私観 書評レポート

この本は(というよりエッセイは)文筆家、坂口安吾による日本文化批評である。かなり乱暴な表現も多いが、彼なりの日本文化論が展開されており楽しみながら読んだ。そういえばこの本は青空文庫でも読むことができる。青空文庫とはネット上に著作権の切れた…

😭

バイト先の店長はすごくいい人だけど俺は接客がつらい。段取りがうまくできないので仕事もできない。向いてない。人を楽しませなきゃいけない、わしゃピエロか。いやピエロではない。クソが。お前の道化じゃないんだよクソバカ。ブスが店に来た。思い上がり…

笑う

クソがクソがクソがと言い続けて自分が何に憤っているのかわからなくなってしまった。やらなきゃいけない課題があって、それの締切が1月末だったのだけど降って湧いたモラトリアムによって苦しみの延長戦というか断頭台までの階段がなんか増改築されたという…

絶唱

ほっほーい ほっほっほーい 英知出版ほっほーい ほっほっほーい 英知出版親父が買ってた Suppin Evolution押入れに溜めてた デラべっぴん素人ナンパが大好きだったパパ愛の接着剤で くっついたページ開かない中身が 知りたいのほっほーい ほっほっほーい 英…

あけました

年末は先輩とたのしくドライブしながら帰省し、米子で知りあった看護士さんとカラオケに行ったりいろんな話をして最高なひとときを過ごしました。年が明けてしばらく経った今でもその余韻に浸っています。看護師さん曰く、病院はやはり霊的なものがいるよう…